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エジプトの写真

2011年01月31日 海外
今話題のエジプト。


約4年前にエジプトに行ったときの写真でもアップしてみます。

エジプトというと、「砂漠とピラミッド」というイメージがとても強いと思います。
エジプトの首都カイロで泊まったホテルはこんな感じでした。
緑はあるし、シャワーは勢いよく出るし、朝は肌寒いくらいで、イメージとは違ってなかなか快適な環境でした。



エジプトは車社会で、日本車を含め、あらゆる国の車が走っていました。
エジプトでは車の関税がとてつもなく高く、日本では安い中古車も、エジプトではかなり高くなってしまうのだとか(日本より物価の安いエジプトなのに)。
その割には、高級車もけっこう走っていて、貧富の差を感じました。
写真は、「バスから見るピラミッド」です。
ピラミッドは砂漠の真ん中にあるのではなく、道路から普通に見えます。



ピラミッドの周りの遺跡。
遠目から見ると何も感動しなくても、実際に柱の一本一本を生で見ると「でかっ!」と感じます。
この巨大な石を何千年か前にどこからか運んできて、そして組み立てたという…不思議!



市場。
「キムタコ!キムターコ!」言いながら迫ってくる、商魂たくましいエジプト人がけっこううざかったです。
「私を信じろ」、「この目がウソをついているように見えるかい?」と英語で話しかけてくる人がいたり。
「日本に親戚がいるんだ」と、片言の日本語で話しかけてくる人がいたり。
「全部1ドルだよ、見ていってくれ」と英語で言われて、「これいいね」と言ったら、「こっちのは10ドルだよ」と真顔で言われたり。
このたくましさは日本人も見習うべきかと思いました(ちょっとうざいけど)。



駅。
外国の駅を見るのは、楽しいです。



首都カイロから北へ進み、地中海に面したアレクサンドリアへ。
アレクサンドリアという名前が格好良くて、名前を聞いただけでもワクワクしていました。



アレクサンドリアにはもはや砂漠のイメージなんてどこにもなかったです。
空は青く、雰囲気もカイロとはまた全然違って。



海が見えていましたからね。
湘南を思い出しました。
行く前はエジプトのイメージにこんな風景はありませんでした。



で、また砂漠やいろいろピラミッドを見に。
ピラミッドというと、ギザの3大ピラミッドが有名ですが、エジプトには他にもいろいろなピラミッドがあります。
この写真は、ピラミッド周辺を警備する警察官と一緒に写真を撮ったものです(写真右側はトリミングしました)。
この後、背負っている銃をちらつかせながら、「エヘヘ、ジャパニーズマネー」と言われて脅されました。
エジプトまで来て撃たれるわけにはいかないので、撮影料を支払って、和やかにその場を離れました。



これが有名な階段ピラミッド。
「Ra」というドイツのボードゲームにも、階段ピラミッドが出てきます。
Reiner Kniziaの代表作の一つでもある「Ra」は、iPhone/iPad版にも優れたアプリが配信されていてオススメです。
完成度の高いゲームですので、プレイしてみてください。
Reiner Knizia's Ra - Codito Development Inc. Reiner Knizia's Ra - Codito Development Inc.



RPGなんかでよく見る巨大な石像。
実際に目にすると、やっぱり大きいですね。
一体何年前に作ったのか、興味は尽きないです。



ドラクエ3のピラミッドの内部を連想させる道もあったりしました。
この時はまだ「一眼」を持っていなかったので、今回の写真は全てコンパクトデジタルカメラで撮影したものです。
キヤノンの「PowerShot A710 IS」という機種です(今は全く使っていません)。



ナイル川。
「エジプトは砂漠だから、水に飢えている」というのは間違った認識で、エジプト人は雨が嫌いでした。
洪水が発生すると、全てのものが流されてしまったりするので、多すぎる水はむしろ驚異です。



こんな風にナイル川を見ながらのランチをしていたら、「エジプト=砂漠」という認識も薄れてきます。



「日本にはサムライや忍者がいる」と信じている外国人を笑う日本人ですが、日本人もけっこう外国に対して間違ったイメージを持っている場合があります。
「人から聞く」よりは「自分の目で見た」方が手っ取り早く認識を改めさせることが出来ます。
「若者は海外に興味がない」なんて言われたりしていますが、できることなら若いうちにたくさん海外に行っておいた方が学べることも多いと思います。

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