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売っちゃった株の議決権と株主総会について

2005年06月08日

 
 
株式の議決権行使書が送られてくる度、いつも思います。
「送られてきた時には、すでに売却済みの株式の議決権と株主総会はどうしたら良いのか?」
と。

多くの企業は、3月末決算、6月株主総会となっているので、6月頃
「株主総会招集通知と議決権行使書」
が届きます。

これが送られてくる人は、株主総会寸前の株主ではなく、3月末の決算時に株主だった人です。
すると、「3月末には株主だったけど、6月には株主ではない」人が出てきます。

こういう時、世の中の人はどうしているのだろう?
と疑問に思ってしまいます。

上の写真は一例で、ドラクエ8が350万本以上売れたスクウェア・エニックスの議決権行使書です。
確かに今年3月末には株主でしたが、その後「萌え株」の影響は大して受けずも、「村上ファンド」の影響を受け、株価が上がりました。
その時に売ってしまったのと、それ以前に半分近く売ってしまっていたので、今現在は株主ではありません。

議決権が欲しい人とスクウェア・エニックスの株主総会に出たい人にプレゼントしたいような気もしますが、そんなことは出来ません。
スクエニの株主総会は、9887松屋フーズなどと違って、株主総会に出席してもおみやげ(グッズやゲーム試遊)がもらえません。(FFなどの新作のムービーは見られますが…。松屋は株主優待が半分になってしまったのが残念なところです。)

自分が議決権を行使したところで、議案が覆るわけではないので、株主総会に出席せず議決権行使書を送付するのさえためらってしまいます。
自分の一票で結果が変わることは滅多にない「選挙」に似ているところがあります。
「選挙」と違って「一票」だけではありませんけど。

こういう時、元株主のみなさんはどうしているのでしょうか?
気になります…。 --------