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テイルズオブグレイセス、バグが多すぎて交換開始

2010年02月24日 ゲーム全般
2009年12月10日に発売された「テイルズ オブ グレイセス」が不具合修正済みの製品との交換を開始しました。
不具合修正内容は以下の通りです。
No. 内容
1 周回プレイ時に、アイテム『アンマルチアの鍵』が入手できない場合がある
2 周回プレイ時に『話かけた人数』がカウントされない場合がある
3 エネミー『ローグ』『ソーサラー』が出現しない場合がある
4 周回プレイ時にチャット『チームワークの勝利!?』が再生されなくなる場合がある
5 周回プレイ時に『称号引継ぎ』および『マスタリー引継ぎ』を行うと、特定の進行状況で画面が停止する場合がある
6 戦闘中に料理の効果を発生させると、戦闘に参加していなかったキャラクターのHPが全員0になる場合がある
7 『ロックガガン体内』でボス戦が発生せず、外に出られてしまう場合がある
8 『ラムダ繭』でオブジェクトを動かせないために進行不能になる場合がある
9 戦闘中やイベントシーン等において画面停止や、装備品の表示等に異常が発生する場合がある
10 『ショップ』(かめにんショップ含)で販売されているアイテムの数や所持しているアイテムの数に異常が発生する場合がある

プログラム的に考えると、「○○の場合がある」というバグが多く、どのようなアルゴリズムを組んでいたのか気になります。
周回プレイ時に発生するバグが多いのも特徴的です。

「不具合を直して、発売済みの製品版と交換」という対応は素晴らしいと思います。ただ、問題はタイミングですね。

発売からすでに2ヶ月半近くが経過しています。

2ヶ月半も経過すると多くのユーザーは通常のRPGをクリアするのに十分な時間です。対応が遅かったと言われても仕方ありません。
不具合を修正してからの発表ではなく、不具合が発覚した時点で発表してもらいたいですね。

しかも、正式発表前に問い合わせたユーザーへの対応もまちまちで、修正版との交換に応じるユーザーがいたり、正式発表を待てと言われるユーザーがいたり、対応に一貫性がありませんでした。こっそりと交換に応じるより先に、バグの存在を発表した方が良かったと思います。

例えば、ロロナのアトリエのバグ調査の件では発売後10日程度バグを発表し、調査に乗りだしています。

今回のテイルズオブグレイセスの対応では、不具合を隠しつつクレームがあったユーザーにだけ対処していて、バグの存在を外に出さずに隠していたように見えてしまいます。
開発費の関係から、デバッグや修正にお金や時間を割けないのかもしれませんが、もう少し頑張って欲しいです。テイルズオブシリーズはナムコの看板RPGですからね。




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