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SSDのファームウェアをアップデートした

2009年12月24日 パソコン(PC)
Windows7の登場とともに人気が爆発し、各所で品薄となっているSSD。特に、34nmプロセスで製造されている「インテルのSSD X-25M G2」シリーズは、高性能かつ高信頼性、価格はそこそこで、入手困難なほど人気になっています。発売から数ヶ月経ちましたが、価格は全く下がっていません(むしろ値上がり傾向)。

現在、このSSDにWindows7をインストールして使っています。今のところ、何一つ不具合は出ていません。Windows自体の起動が速く、アプリケーションも一瞬で立ち上がります。省スペース、低発熱、低消費電力、無音です。あとは低価格化と大容量化が進めば文句なしです。


実はこのSSD、新機能「TRIM」を使えるようにした新ファームウェアが10月に公開されました。ところが、Windows7 64bitにおいて、「OSが起動しなくなる、あるいはSSDにアクセスできなくなる」という不具合が発覚し、即公開停止となりました。自分のPCは不具合が発生する環境だっただけに、インストールしていたら危ないところでした。

不具合発覚から1ヶ月以上が経ち、今月また新たなファームウェアが公開されました。今回は初めからすぐにインストールするつもりはなく、少し様子を見てからインストールしようと思っていました。いくら待っても不具合報告が聞こえてこないので、満を持してインストールしてみることにしました。

Intel SSDのファームウェア・アップデート手順
1.インテルのサイトから該当のファームウェア(ISOファイル)をダウンロードする
2.ISOファイルをCD-R等に焼く
3.マザーボードBIOSの設定で、CD/DVDドライブからの起動に変更する
4.焼いたディスクをドライブに挿入しPCを起動する
5.いろいろ質問されるので、よく読んでyで答えていく
6.無事Windowsが起動し、正常にインストールできていたら完了!
Windows7では、ダウンロードしたISOファイルを右クリックすると「ディスクイメージの書き込み」というコマンドが出てくるのでCD-Rに焼くのも簡単でした。

無事インストールできたので、ベンチマーク結果を前後で比較してみました。

アップデート前は、このようなベンチマーク結果でした。



アップデート後は…、

このようになりました。

ランダムライトの性能が上がったように見えます。
体感差としては、まったくわかりませんでした(すでに十分速いので)。
不具合はなく、正常にアップデートできたので、一安心です。

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