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ポケウォーカーは1日99999歩まで!

2009年09月19日 NintendoDS・3DS
ポケットモンスター ハートゴールドソウルシルバーに同梱されているポケウォーカー。

小さなボディに約500種類ものポケモンデータが入っていて、いつでも好きなポケモンと一緒に歩くことができます(連れ出すには、あらかじめゲーム本編でそのポケモンをつかまえておく必要はあります)。
ニンテンドーDSに挿したポケモンのカートリッジから、赤外線通信でポケウォーカーに移動していく様は、なかなか感動的なものだったりします。


さてこのポケウォーカー、歩数計としての性能がどれくらいなのか実験してみたところ…


1日99999歩でカンスト(カウンターストップ)でした!


獲得したワット数から逆算することもできますが、1日99999歩までしかポケウォーカーに表示されないのはちょっと残念に思いました。
この小さい本体に約500種類のポケモンのデータを入れるくらいなら、歩数計の表示もあと1桁増やしておいてもらいたかったところです。


読みゲー 猛者の行動を予想できなかったSEGA」にも猛者の行動を予想できず、999でカンストしてしまった例が載っています。容量に余裕があるのなら、ある程度余裕を持ってカウントできるようにしてもらいたいものです。

ゲームの数値表示数の限界値

例えばドラクエの場合、最高Lvは99まで。これは保存容量の問題よりも表示面積の問題で99でストップするようになっています。数字が2桁から3桁になってしまうだけで、ステータス画面の表示面積が増えてごちゃごちゃしてしまいますからね。

能力値が255でストップしたりするゲームは数値管理のバイト数の問題(保存容量)、999でストップするのは表示面積が問題の場合がほとんどです。
限界値を元にしてゲームバランスを最適化することによって、ゲームが作られることが多いです(容量節約のため)。
ただ、バグ対策をしっかりしておかないと、255を超えて1に戻ってしまったとか、あまり嬉しくないことがおきます。シリーズもののパワプロやダビスタでも発生しているよくあるバグです。
また、100や1000でストップするゲームは、容量的に問題はないけれど、「キリが良いから」という理由で止めている場合がほとんどです。


今回のポケウォーカーの場合、カンストは99999歩。表示面積に関しては余裕のはずですが、常識的に考えて1日10万歩以上は歩かないと判断したのでしょう。一応、100万歩までカウントできる歩数計も売っているんですけどね→ビッグな表示!6桁表示で100万歩!秦運動具 デジウォーカー BIG【万歩計】

歩数計のカウント方法

ポケウォーカーは歩数計としてのカウント方法が特殊で、「歩いてすぐ歩数がカウントされない仕組み」になっています。本体内部でカウントを蓄えてから、非同期で歩数がカウントアップされる仕組みになっています。
また、歩いたと感知するセンサーもあまり完璧ではなく、ちょっとした振動で歩いたことになってカウントアップしてしまうことがあります。

そうすると、1日に99999万歩も歩いたはずはないのに、99999万歩でカンストしてしまったりするわけです。振動する何かを利用すると、自動的に歩数が増えていきます。


歩数計のセンサーには、最近では「加速度センサー」や「ショックセンサー」などが使われることが一般的です。
今から10年以上前に発売された歩数計「ポケットピカチュウ」は機械仕掛けのメカニカルスイッチによるカウント方式でした。あれはあれでクセがあり、歩数計を振る向きとスピードを考慮しないとうまくカウントできない仕組みでした。ちゃんと歩かないとピカチュウがどんどん不機嫌になっていく歩数計でした。
ドラゴンクエスト あるくんです」などいろいろな歩数計ゲームを試しましたが、まずやることは歩数計を手で振ってみてカウント方式の確認です。
違いがあるので、いろいろ勉強になります。

日本での歩数計の販売数

なお、日本での歩数計の販売数は年間420万個。このポケットモンスター ハートゴールドソウルシルバーは1年で400万本くらい売れると予想しているので、今年9月からの歩数計の販売数は倍増するかもしれません。

ポケモン関連リンク

追記

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