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映画ヤッターマンを見た

2009年07月14日 TV・映画
映画ドラゴンボール・エボリューションを見たあとに、連続で見た映画版「ヤッターマン」。ドラゴンボール・エボリューションとは違い、ヤッターマンの評価は高かったので期待して見てみました。

深田恭子のドロンジョ。原作のドロンジョとはちょっと違いましたが、これはこれでありでした。そして生瀬勝久のボヤッキー、ケンドーコバヤシのトンズラー、この二人の演技が素晴らしい!熱演がこっちにまで伝わり、ドロンジョにこき使われながらも、ドロンジョへの愛を忘れない演技が二人とも最高でした!特に生瀬勝久の演技を見ていると、これこそまさに役者だ、という気持ちにさせてくれます。そして、無駄に凝ったCGやセット。しっかりとお金をかけて作り込んだ感じが伝わってきます。ギャグも、原作のヤッターマンを完全にリスペクトし、ヤッターマンへの愛があふれた映画に仕上がっていました。ここまで原作を大事にして、実写映画化をする映画はなかなかないですからね。


さて、これだけべた褒めに書けば、さぞや面白かったのだろうというと…



すごーく、退屈でつまらない映画でした…。



ドロンジョ側の演技は最高なのに、ヤッターマン側が…。ヤッターマン1号、ヤッターマン2号、それから一緒に付いてきたギャグ要員の女性。やることなすこと滑っていて、その上テンポも最悪で見ていて笑えませんでした。ドロンジョ側と違って、テンポの悪さが致命的でした。その上、ストーリーが冗長で、同じことを繰り返していて飽きます。映画が始まってすぐに1回目のバトル、オジプトで2回目のバトル、南ハルプスで3回目のバトル。同じような戦いをテンポ悪く繰り返されると、完全に飽きてきます。元々のヤッターマンが30分で1回の物語なのに、映画になって2時間近くの尺を使えるようになって、引き延ばした間延び感がありました。この感覚は、これの直前に見たドラゴンボールとは全く逆の感覚です。あちらは猛スピードで進む映画で、こちらは間延び感のある映画。せっかくここまで原作をリスペクトできた映画なのに、退屈で残念な映画になってしまいました。ヤッターマンファンが待ちに待った実写映画化、ということなら満足できる出来だと思います。ですが、自分は映画としてみる以上、その映画自体(ストーリーを含めて)が面白いかどうかを見てしまいます。そう考えると、同じギャグ映画ならヤッターマンよりもドラゴンボールの方が楽しめました。出来は全然ヤッターマンの方が上なのに、楽しめたのはドラゴンボールの方でした。

ヤッターマン “てんこ盛りDVD”
バップ
2009-09-25
コメント:期待を遙かに超える完成度
コメント:やっと発売!
コメント:ついに!
コメント:深田恭子でなければ…;
コメント:鼻の下を長くして待っていました

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