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iPhone OS 3.0でSafariのメモリ解放が簡単に!

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2009年06月18日 カテゴリ:iPhone・iPad・Android
本日リリースされた「iPhone OS 3.0」。

iPhone OS 3.0では、内蔵されているWebブラウザSafariにさまざまな改良が加えられています。処理速度の向上やコピーアンドペーストの機能追加など、通常iPhoneでブラウジングするときに役立つ改善ばかりです。

iPhone OS 2まではできなかった機能のひとつに、「タブが1つの状態で、表示中のページを閉じること」がありました。これができないために、今までは左下の「新規ページ」ボタンで新しい空のタブを開き、今まで開いていたタブを選択して閉じ直すという操作が必要でした。新しいiPhone OS 3.0では、タブが1つでも直接ページを閉じられるようになっています(下のスクリーンショット参照)。

このように、タブがひとつでも、左上に赤い「×」ボタンが表示され、ページを閉じられるようになっています。

「ページを空にできると何が良いのか?」

それは、Safariのメモリ管理方法にあります。SafariはiPhoneの中でも特にメモリを大量に消費するアプリです。Safariを起動していないときなら、その分のメモリは解放してもらいたいものです。しかしSafariは、1つでも表示中のページが残っていると、メモリを開放してはくれません。そこで、メモリを解放するにはページを空にする必要がある、ということです。

実際に、メモリの消費量を見てみましょう。iPhoneのメモリ状況を確認するには、無料でダウンロードできる「[SysStats Lite] - The iPhone Development Playground」がオススメです。

まずは、Safariでページを開いているときのメモリ消費量。

空きメモリはたった「6.1MB」です。この状態で他の大きなアプリを起動すれば、メモリが足りなくなることは明白です。

次に、iPhone OS 3.0で導入された「タブが1つの状態で、表示中のページを閉じる機能」を使って、Safariでページを閉じてからメモリ消費量を確認してみます(一番上のスクリーンショットの状態で、赤い×ボタンを押してからSafariを終了する)。

空きメモリは「24.0MB」に増えました。見事にSafari使用分のメモリが解放されました。これなら、新型iPhone 3G Sと比べて圧倒的にメモリの少ない旧型iPhone 3Gでも、何とかメモリ不足には悩みにくくなります。iPhone OS 2まではページを空にする操作が面倒でしたが、OS 3.0では簡単になっています。

「iPhoneでWebブラウジングしたあとは、ページを空にする」

と覚えておくと、メモリ不足でもっさりする動作を軽減することができます。

また、この方法によってsafariのメモリを解放する以外にも、
・「ホームボタン長押しでSafari強制終了する」(←クラッシュのログが残ってしまう)
・「iPhone自体を再起動する」(←起動に時間がかかり、バッテリーも多く消費してしまう)
・「ホーム画面で、アイコンを長押ししてぷるぷるした瞬間ホームボタンを押して、再起動させる」(←OSのバグを利用したもの?)
などのメモリ解放方法が、OS2.0のときはありました(OS3.0では未確認)。

一番手軽なのが、今回のiPhone OS 3.0で導入された「タブが1つの状態で、表示中のページを閉じる」だと思います。ぜひ実践してみてください。

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