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19人中3人が内定取り消しで留年決定した事実

2009年02月06日 雑記
内定取り消しの件で日経新聞の記者から取材依頼を受けたので、その後のメモ。

内定取り消しになった…」を投稿した後、日経新聞の記者から取材依頼がありました。
「学生さんの現状を直接取材して広く取り上げたい」とのとことから、その学生の連絡先を教えて欲しいとのことでした。

連絡先を教えても良いか、弟に聞いてみたところ…
ヤダ
と言われて終了しました。

日経の記者さん、ごめんなさい。



さて、その後、内定取り消しになった人がどうなったのか弟に聞いてみたら、さらに驚くべき事実が!


1人目の被害者 内定取り消しになり、その後も就職活動を続けて、なんとか内定を取れそうになったらしいが、結局内定は取れず留年決定
2人目の被害者 内定取り消し後、他の内定は取れず。つい最近も、「エントリした!」と叫んでいたらしいが、弟がPCのディスプレイを覗いたらリクナビ2010のページだったという(来年用の就職活動サイト)。
3人目の被害者 上記2人のような内定取り消しにはならなかったが、内定していた会社が倒産した!留年決定。


あまりにも酷い展開に、「どんだけー!」と古いリアクションで突っ込みそうになりました。

しかも、この3人は大学内でたまたま見つかった3人ではなくて、「弟と同じ研究室に所属する19人中3人」が被害に遭っているという事実。

確率にして15%。15%の確率で、「一度内定が決まっていたにもかかわらず、内定取り消しで留年」が決定しています。


留年時の学費については、学校側で面倒を見てもらえるようなことを言っていましたが、就職まで半年あるいは1年延びてしまうのはきついですね。上の3人のように、内定取り消しや倒産までいかなくても、談合が発覚してやばくなった会社への就職が決まっている友達もいるらしく、建築関係の就職はかなり厳しいようです。うちの弟の就職先は大丈夫だそうですが、けっこう心配です。