内定取り消しになった…
2008年12月03日 雑記
2008年は、団塊世代の引退や景気回復基調を受けて、新大学4年生にとっては絶好の就職状況でした。
うちの弟も今年大学4年生で、今年の1月(大学3年生時)になってもまだ就職活動を進めていなかったので、テストも終わった2月になってから少し手伝ってあげました。
「どこの企業にエントリーしたらいいかわからないよー」などと言っていたので、適当に就職情報サイトに登録させて、「どこがいいかわからないから、片っ端からエントリーしていって見極めるんだよ」とアドバイスしました。「どの業界が良いかわからなかったら、全ての業界1社ずつ説明会行ってればなんとなくわかるようになってくるから、まずはエントリー、エントリー。適当に受けたところで絶対に内定取れないから大丈夫だよ」と。
そんな感じでエントリーし始めたら、やり方にも慣れてきたのか、自分でいろいろ進められるようになっていました。
2月の終わり頃、冗談で「内定取れた?」と聞いてみたら
取れたよと言われて、「え?」と思いました。一番最初に適当に受けた会社が、最終面接もすっ飛ばしていきなり内定を出してきたと言ってきました。「うわー、超売り手市場だなー」と思いつつ、こっちが就職活動してた頃は就職超氷河期時代で、かなり優秀な人でも苦労していたというのに…。
そんなこんなで、うちの弟は最初に内定取れた会社は4月の終わりまで引っ張って辞退し、他の会社の内定を取って就職活動を終えていました。周りの友達もきわめて順調に就職活動を進められていたようです。
それから状況は一変し、サブプライムローンなどの影響で大変な時代に。「会社、大丈夫なの?」と聞いても、「大丈夫だよ」と言っていたので安心していたら、世間では「内定取り消し」のニュースが。
この前、もう一度、「内定取り消しになったりしてないの?」と聞いてみたら…
大丈夫だってと言われました。
でも、
友達が内定取り消しになったと言われて驚きました。
本当に、身近なところで内定取り消しは起きていたんですね。その友達は、内定取り消しの補償金として40万円くらいはもらえるそうですが、これから就職活動のやり直しです。卒論で忙しくなってくるこれからの時期に、状況が一変した就職活動なんて想像したくもないです。
会社に入ってしまってから経営が傾いてやばくなった方が良かったのか、やばい会社に入らないですんで良かったと思うべきか…。どちらにせよ、一度しかない新卒就職は慎重に進めないといけないのかもしれません。
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