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毎日新聞の隠蔽体質

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2008年11月19日 カテゴリ:雑記
毎日新聞の隠蔽体質についてのメモ。


午前2:30:「元次官宅襲撃:事件6時間前にネット書き込み…犯行示唆」(→証拠の魚拓)の誤報記事を掲載する。

約1時間後:Wikipediaの時刻表示が違うという指摘を受けたのか、1時間程度で誤報記事をこっそり丸ごと削除。記事自体なかったことにして隠蔽工作。記事を削除したということは、この時点ですでに「誤報」であることに気付いていた。

しかし、毎日新聞の朝刊には誤報が掲載されたまま、販売・配達される。

午前5:00くらいからのニュース:誤報と認めたくないのか、各テレビ局には通達しなかった様子。テレビ朝日、フジテレビ、日本テレビなどでそのまま誤報が報道される。「Popons」氏が犯罪者扱いに。

しかし、TBSだけはこの件に一切触れず。

午前6:50頃:「元厚生次官宅・連続襲撃:年金テロなのか/官界に卑劣な刃(その1) 」(→証拠の魚拓)に、再び誤報文章が含まれた記事を掲載。毎日新聞の内容チェック機能がまともに働いていない証拠。

約4時間後:再び誤報文章に気付き、「犯行示唆」の部分だけをこっそり削除。隠蔽。

午前11:35:圧力に耐えられなくなったのか、「おわび:「ネットに犯行示唆?」の記事について」でお詫びを掲載するも、とてつもなくわかりにくい文章にして隠蔽工作。
元厚生事務次官の吉原健二さんの妻靖子さんが宅配便を装った男に胸などを刺されて重傷を負った事件について19日未明、「ネットに犯行示唆?」などの見出しで、ネット版の百科事典「ウィキペディア」に犯行を予告するような書き込みがあったと報じましたが、書き込みの時刻は事件前ではなく、事件の報道後でした。おわびして訂正します。
まず、一文が長すぎてわかりにくい。事件の説明も「元厚生事務次官の吉原健二さんの妻靖子さんが宅配便を装った男に胸などを刺されて重傷を負った事件」と長い。”「ネットに犯行示唆?」などの見出し”だけを取り上げ、最初の誤報記事「元次官宅襲撃:事件6時間前にネット書き込み…犯行示唆」のことには触れず(「など」でごまかした)。

「ネット版の百科事典「ウィキペディア」に犯行を予告するような書き込みがあったと報じましたが」に続くお詫びとしては、「犯行予告はありませんでした」がもっとも正しいつながりだが、「書き込みの時刻は事件前ではなく、事件の報道後でした」と、文章のつながりをごまかして犯行予告の誤報を隠蔽。
このお詫び文だけを読んでも、何のことだかよくわからないのはおろか、書き込みの時刻を「事件前」→「事件の報道後」に訂正しただけのような文章に仕上げる。華麗な隠蔽工作。文章を訂正したことのお詫びではなく、「誤報」に対するお詫びが必要。

もっとも問題なのは、犯罪者扱いされた「Popons」氏への言及がないこと。「Popons」というハンドルネームがインターネット、新聞、テレビで大きく報道されたことへのお詫びが一切ない。

もし、Wikipediaへ書き込む際のハンドルネームが個人を特定するようなハンドルネーム、例えばアルファブロガーとしても有名な「dankogai」などだったとしたら、日本中にdankogai名誉毀損の報道がされていたことになる。これは非常に危険な誤報問題で、毎日新聞はそれを認めしっかりと謝罪しなければならない。

誤報をお詫びするのであれば、産経のように【元厚生次官ら連続殺傷】毎日報道「ネットに犯行示唆」は誤報のような書き方が正しい。

初期誤報記事掲載1時間後の午前3:30には誤報に気付いていたのだから、この時点でお詫びを出していれば、「Popons」氏の名誉を傷つけることもなく、誤報を日本中にばらまくこともなかった。隠蔽することに慣れきって後手後手に回ってしまい、最終的にはおわび文も出したが、その中でも自らの間違いを認めたくない様子が見てとれる。


なお、2007年の毎日新聞にはこんな記事が載っている。
 毎日新聞など全国紙は1カ月分の新聞(東京本社発行の最終版)を1冊にまとめた「縮刷版」を毎月発行している。政治から経済、社会、芸術などのリアルタイムの動きを記録した歴史書とみることもできる。
 昔の縮刷版をめくっていて自分が書いた「特ダネ」記事を見つけると、ついニンマリする。
 逆に自分で出した「訂正」記事が目に入ると今でも気分が落ち込む。間違った記事を書いた時の状況、デスクから指摘された時の会話などが瞬時に脳裏に浮かんでくるのだ。
 間違った記事を載せた新聞は、それが一部であっても欠陥商品。記事に書かれた当事者、さらに新聞代をいただいている読者の皆様に心から謝罪しなければならない。
 謝ったら終わり−−ではない。なぜ間違えたのか、再発を防ぐためにはどうしたらいいのかを検証する必要がある。
 最悪の対応は、「気づいたのは一部の人」と高をくくり訂正に応じなかったり、表面だけ取り繕って本当の検証を行わないこと。その行く先には信用失墜しかない。

(cache) にいがた発・ワールドニュース:後世に残る仕事より