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プログラムを覚える魅力がいまいちわかりません…

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2008年03月28日 カテゴリ:プログラミングTIPS


『プログラムを覚える魅力がいまいちわかりません』という質問と解答が*ホームページを作る人のネタ帳に載っていました。
『プログラムを覚える魅力がいまいちわかりません』という質問に解答
質問は、
プログラムを覚える魅力がわかりません。
私はhtmlでホームページを作り、ある程度フリーのショッピングカート等を利用してショッピングサイトを作ったりしています。
更新も、無料ブログで行っています。

(後略)
です(詳しくはリンク先参照)。

プログラムを覚える魅力」が何かと言えば、自分の場合は「自分で好きなものが作れるから」です。実現したいものを実現させたいために、プログラミング言語を覚えています。

スポーツでいうところの、「あの選手のようにうまくなりたいから練習する」とか「シュートを決めたいからシュート練習をする」、「ドリブルがうまくなりたいからドリブル練習する」のと同じような感覚です。
あるいは、料理のように「おいしいパスタが食べたから」「ケーキが食べたいから」「肉まんが食べたいから」、それぞれの料理法を覚えるような感じと同じともいえます。

プログラムは、「プログラミング言語」と呼ばれるくらいなので、「スポーツの練習」や「料理の勉強」よりも「英語を覚える」ことに近いのかもしれません。
言語の場合、どこまで極めたらパーフェクトなのか、誰にもわかりません。ある程度使いこなせるようになれば、知らないことであっても臨機応変に対応できます。

日本人が英語苦手な理由に「英語が完璧じゃないから…」と思い込んでいるというものがあります。完璧じゃないことを理由にしていたら、「日本語だって完璧じゃない」と言われてもおかしくありません。有名作家だって、自分で「日本語完璧!」とは思っていないかもしれません。究極を目指すために、むしろ使っているともいえます。英語をしゃべる外国の人だって、地方によっていろいろと違いがあります。発音にしたって、たとえひどい発音でも自信を持って、自分の意見を発言しています。発音よりも、自分の意見の方が大切だからです。意見を伝えるための手段として、英語を話しています。言語は、怖がらずに使っていくことが一番大切と言えます。言語を使う以上、何か伝えたいことがあるはずですから。

プログラミング言語も同様にして、使っていくことが上達の早道です。
ですが、英語を学校で嫌々習っていてもなかなか身につけられないのと同様に、プログラミング言語を嫌々習っていてもなかなか身につきません。
「変数って何?」
「関数って何?」
「ポインタって?クラスって?オブジェクト指向?」

などなど、プログラムには難しいところがたくさんあります。言語は使っていくことが上達の早道だと言いましたが、ある程度の基礎を覚えておかないと、すぐに行き詰まってしまいます。その「ある程度の基礎」が、とても難しいのがプログラミング言語です。合わない人ややる気のない人にはなかなか理解できません。嫌々学ぶのであれば、その時間はもっと有効利用した方が良いと言えます。

プログラムの得意な人が「プログラムなんて簡単だよ」と勧めるのは、160kmの速球を投げる巨人のクルーンが「150kmの球を投げることなんて簡単だよ!」と言っていることに近い部分があるので、注意が必要です(150kmの速球を投げるよりは、一つのプログラミング言語を覚える方が簡単です。難易度は125kmくらい??)。


自分で「プログラムを覚えたい!」「何かプログラムを作りたい!」と思うようになるか、「プログラムってどうやって動いているんだろう?」と興味を持つまでは特にプログラムを覚えようとする必要はありません。他人がどれだけ便利と言っていたとしても、プログラムを覚えることはとても大変ですから、興味がなければ関わらないのが得策です。




自分で肉まんを作るよりも、肉まん作りのプロに任せた方が安くて早くておいしい



わけですから、自分の得意なことに集中して、任せられるところは他のプロに任せるのが一番です。
そうじゃなければ、今ごろ日本人は「一億人総シェフ」の時代で、誰もがおいしい料理を作れるようになっていなければおかしいはずです。
でも実際には、料理のうまい人は限られていて、フランス料理のプロでも中華料理は全く作れなかったり、それぞれ得意分野や専門性は違います。

したがって、「プログラムを覚える魅力がいまいちわかりません」というタイプの人は、特にプログラムを覚える必要はない、つまり魅力なんてないのではないでしょうか。