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北極の氷が溶けても海面は上昇しない

2007年07月13日 雑記
地球温暖化により、「北極の氷が溶けて海面が上昇する」といまだに信じている人が多いみたいです。
アルキメデスの原理によれば、浮いている氷が溶けても海面は上昇しません。
アルキメデスの原理 - Wikipedia

アルキメデスの原理(アルキメデスのげんり)は、アルキメデスが発見した物理学の法則。水中の物体は、その物体がおしのけた水の重量だけ軽くなる、というものである。
(中略)
アルキメデスは金細工師に渡したのと同じ重量の金塊を用意し、金塊と王冠のそれぞれを、ぎりぎりまで水を張った容器に入れた。すると、王冠を入れると、金塊を入れたときよりも多くの水があふれ、金細工師の不正が明らかになった。金細工師の名は知られていないが、その後死刑になったと伝えられる。
参考:ささやかな抵抗-txt-浮力の原理2040年夏、北極の氷ほぼ消滅


では、地球温暖化により、陸地に氷が乗っている状態の南極の場合はどうなるかというと…
周りの気温が上がった場合、むしろ「氷が増える」そうです。
「正統」が「異端」になる | 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の大反響から考える | 東洋経済オンライン

南極は少し難しいのですが、冷蔵庫を思い浮かべれば気がつくでしょう。冷蔵庫に水を入れるよりお湯を入れた方が霜は多く付きます。つまり、うんと冷えたところがあると周囲の水の温度が上がった方が凍る水の量が増えるということです。南極点の温度はマイナス50度ですから少しぐらい温度が上がっても零下何10度であることは変わりません。だから、「温暖化すると南極の氷が増える」ということになるのです。
参考:北極と南極は、どっちが寒いの?


あと、ロールプレイングゲームなどをプレイしている場合、世界地図の右側まで行くと、左側から出て来ます。
よく見る一般的な地球の地図と同じ原理だと思われます。
ところが、世界地図の上側まで行った場合にも、同じように下側から出て来ます。
よく見る一般的な地球の地図と比べてみるとわかりますが、北極を通り過ぎた瞬間、いきなり南極から出てくるのと同じことになってしまいます。
これは地図の図法が違うか、地球と同じような球体ではあり得ない星の地図になります。
ドーナツ型のような形をしていないと整合性が取れません。
こんな形の星が存在したら、昼夜がどうなってしまうかもわかりませんが、そういう世界で楽しんでいた人が多いのは事実です。
このことについても勘違いしている人が多いので注意が必要です。

オーストラリア(アリアハン)から出発して、イタリアのローマ(ロマリア)に行き、日本(ジパング)などを経由して冒険したドラクエ3の世界を
googleマップでドラゴンクエスト
で確認してみると、上下方向の地図がおかしいことがよくわかります。


話はそれましたが、TV等で放送されているからといってそのまま信用してしまわずに、その情報が正しいかどうか自分で確認してみることも大切です。

環境問題はなぜウソがまかり通るのか
武田 邦彦
洋泉社
2007-02
コメント:バランスよく判断する力を
コメント:この本の真の目的とは...?
コメント:良識のある問題提起本として評価できる!
コメント:別の視点を提供してくれたということに意義がある
コメント:究極の環境保護は自給自足しかない。

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0






追記:この記事について、1件のメッセージがありました。
南極の場合のたとえ話は、間違っています。
単純に、冷蔵庫の場合は、冷却するためのエネルギーが電力から供給されているから、いくら熱湯を入れても全て氷になるだけの話です。
地球温暖化とは、たとえて言うと、この冷却のための電力がなくなってしまうと考えると理解し易いと思います。
だそうです。(メッセージありがとうございました)