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おはようチューブをYouTube日本語版に対応

2007年06月22日 プログラミングTIPS
2007年6月19日、YouTubeの日本語版サービスが登場しました。
それに伴い、おはようチューブでのダウンロードができなくなってしまいました。

今までのダウンロードURLは、
https://www.youtube.com/watch?v=***********
↓↓↓
https://www.ohayoutube.com/watch?v=***********
にすればOKだったのが、
https://jp.youtube.com/watch?v=***********
↓↓↓
https://jp.ohayoutube.com/watch?v=***********
にしないといけなくなりました。

「これは早急に修正しなければ…」と思っているうちに、知らない人からメールが来ました。
YouTube 日本語対応(日本国内からアクセスするとjp/youtube.com になる)で従来の方法が使えないのですが,今後はどのように対応をお考えでしょうか?
と。

おはようチューブのサーバーが、今このブログでも利用している「zapanet.info」であれば対応は一瞬でできました。
高価な専用サーバーをレンタルしているので、Apacheの設定などを自由にカスタマイズできます。
ところが「ohayoutube.com」は、おはようチューブの開設にあたり、新たに共有レンタルサーバーをレンタルしたもので、そのサーバー上で運営しています。
それで自由度が利かず、DNSの浸透やサブドメインの設定などに手間取って、ようやく昨日(6月21日)からYouTube日本語版でもダウンロードできるようにしました。

今までと同様、「youtubeの前にohaを追加」するだけでYouTube動画をダウンロードできるようになります。
例:)

https://jp.youtube.com/watch?v=6Zwr8Txqh1U
↓↓↓
https://jp.ohayoutube.com/watch?v=6Zwr8Txqh1U

合わせて、ブックマークレットを利用したときに飛ぶページのプログラムも修正しておきました。
ブックマークレットのリンクを変更することなく、今まで通りYouTube動画ページ上でブックマークレットをクリックするだけでダウンロードできます。


YouTube日本語版を見て、やっぱり
ローカライズは重要だなぁ
と感じました。
この思いを胸に、「YouTube日本語版登場に見るローカライズの重要性」というコラムも書いてしまいました。(この前依頼されていたアレに余白が余っていたため、急遽コラムを書いて埋めました)

ローカライズがどれだけ重要かというと…
インターネットに詳しい人や英語に強い人であれば、
ただメニューとかが日本語になっただけで、中身は今までと同じでしょ。
と言ってしまうかと思います。
でも、大多数派である一般の人は、
うわぁ、日本語になってすごい使いやすくなった!!
と直感的に感動しています。

この辺りが、ネットに詳しい人とそうじゃない人の差であり、この部分を見極められないと、Web2.0的なサービスは成功しないのではないかと思います。

そういう意味では、おはようチューブ自体がKissYouTubeのローカライズ版ということでもあり、それだけで存在価値があると自分では思っています。


おはようチューブについていろいろ語ってきたので、ついでに、おはようチューブ完成までの道のりでも語っておこうかと思います。
どのようにして、おはようチューブを作ろうと思いつき、どのように完成させたのか。
Webサービスを作る手順、かかった日数についてなどを書いておこうと思います。

次回、「とあるWebサービスが完成するまでの道のり〜おはようチューブ編〜」に続きます。


関連リンク

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